第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で豊かに過ごそうと、 東京下町の工場をたたみ、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子。
ある日、良子が入院することに。以前から患っていた心臓の病が悪化していたのだ。 心配させまいと夫に病状を言わず、一時退院し、明るく振る舞う良子。そんな良子に、「いつしか自分だけのネックレスになれば」と、結婚以来毎年贈り続けていた一粒の真珠を、篤史は今年も誕生日にプレゼントする。笑顔で受け取る良子を見つめながら、幸せな時が続くことを願う篤史。
しかし、その願いは叶わなかった。突然訪れた良子の最期。 悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。
<監督>
朝原雄三
<出演>
佐藤浩市 樋口可南子 北川景子
日本/125分